スタジオでの音の大きさの調節〜歌モノ編〜

 今日は歌モノを演奏するときのスタジオでの音の大きさの調節についてお話させて頂きます。

一つお断りしておきたいのは、売る為にどうするか、売れる為にどうするか、という観点では書いてないです。

これを読んだ人が自分で考えて答えを見つけて欲しいと思って書いています。

そん考えが、売る為であってももちろん構いません、ご自由にどうぞ!

 

歌モノで中心となる楽器はやはりヴォーカリストの声、です。

ですから歌を目立たせるんです。はっきりとです。

そういう意識をまず持ってください。

 

歌を良く聞かせる、という前提でお話させて頂きますと、歌が良く聞こえる演奏が良い演奏なんです。

良く聞きとれる、良くわかる、良い音に感じる、いろいろあると思いますが、

そのためには何にしても歌がしっかり聞こえなきゃなりませんよね?

そして歌い手、ヴォーカリストが無理をせずに歌える、ということも大事です。

声の大きさも多少の余裕がある状態で歌えることが望ましいと思います。

強弱がコントロールできるのは、弱い音が聞こえるからです。

ずっとが鳴っていなければならないとしたらコントロールは無意味です。

 

逆から考えると音量調節が済んだ段階では、他の楽器が歌を引き立てるための音の大きさになっているのが好ましいわけです。

なのでヴォーカルの音を基準に他の楽器の音の大きさを決めましょう。

ヴォーカルはこれくらいで聞かせたい、というポイントがあると思います。

曲調や声量によっても変わるとは思いますが。

(まずヴォーカルから決める、という順番の話ではありません。とにかく、メンバー全員がヴォーカルの音の大きさのイメージを各々、掴んでいることが大事です!)

最終的に最適な演奏の音の大きさは、ヴォーカルがバンドのリズムを感じられアンサンブルがしっかりと聞こえる最低限の大きさから、ヴォーカルが無理せずに歌が歌える限界の大きさ、の間にあります。

 

おそらく全ての楽器が同じ大きさにはならないと思います。

演奏を引っ張る技量を持った人が担当する楽器の音が大きい方が演奏がしやすいかもしれませんし、それぞれが役割分担をしっかりと認識してバランスをとることが大事かも知れません。

 

バンドの構成や演奏車の好みによっても変わってきますので、例えば録音した音を聞いてみるなどしてみるのも良いかもしれませんね。

好きなバンドの音源を聞いて比較してみるのも良いかも知れません。

 

絶対にこうしなければいけない、というものは無く、その場その場で最適なものを選び取っていくという姿勢で臨んでください。

 

今日は歌モノのスタジオでの音の大きさの調節についてお話しました。

それでは、また。

 

                         「日々、音楽」タダヒロ