スタジオでの音の大きさの調整〜インスト編〜

 歌モノ編を書いたので、次はインスト編を書きます。

一つお断りしておきたいのは、売る為にどうするか、という観点では書いてないです。

これを読んだ人が自分で考えて答えを見つけて欲しいと思って書いています。

インストでもやはり主役を意識することが大事です。

(主役を立てる、もしくは立てたい場合は、ですが、、、)

ギターを目立たせたいのか、ベースなのか、ドラムなのか。

また逆に、どれも目立たせたくない、主役を決めたくない、という場合もあっても良いんじゃないかと思います。

ジャズなんかではソロをとる楽器が入れ替わります。

その度に音量のバランスも当然変わります。

なのでそういう曲では、個々人が音を意図する大きさに変えられる必要があります。

と、こうなるとなんでもアリなんじゃないか?と思う方がいると思いますが、その通り、何でもありなわけです。

ただ、目的意識は持っていた方が良いと思います。

この場面では主役を目立たせるとか、この場面ではあえて一つの楽器が目立たないようにする、とか場合によっては弾かない、音を止めるという選択肢もあります。

それと特に電気を通して音を出す楽器なんかは、音をかなり変化させることができます。

生のドラムなんかは叩いいたら叩いた分だけ音がでますが、シンセサイザーなんかだと、アンプとスピーカーの容量が大きければ音を大きくできるし、ボリュームを絞れば音を消すこともできます。

ドラムは叩いたら小さくても音がなっちゃいますから、まあ、キーボードもキーボードを叩く音はしますがそれは別として。(それを聞かせるってのもアリだけど私はすぐに飽きそうだな。その音をマイクで録ってエフェクトをかけレバ少しは遊べるかな?まあ、ちょっと冗談のようだけど、想像するに、、、)

 

で、要するに何を表現したいのか自覚していれば、それはそれで何をすべきかを考える上で一つの基準になるわけです。

表現できているか、いないかってことですね。

また、何を表現するのか自覚できていなければ、いないなりにそれを探すっていう行為を音としてやってみる、というのも成り立ちます。

他人がどう思うかどうかは別として。

 

あとは何を目的にするかで、気持ち良い音を出したいのか、例えばホラー映画の血が吹き飛ぶシーンを想像させたいのであれば気持ち悪いおどろおどろしい音を出したいのか、目的を持たないという意識で演奏することが目的なのか、で演奏が変わってくると思います。

音量に限ったことではないですけれど、必然的に音が精神性が反映される。

精神と音がぴったり合うかどうかはテクニックの問題でしょう。

音の強弱や音の大きさの表現からもっと繊細なニュアンスに至るまで、精神性が反映されるし、突き詰めればキリがないですよね?

脳内物質の分泌がどうだ、とかそういうことも言えるし。

 

そんなわけでして、こうすべきということも、前提を決めなければ、前提というのは目的意識や精神性やその他の選択によって決まるわけですけれども、それは演奏者の手に委ねられている、自由なわけです、ある意味。

ある意味と書いたのは、演奏者が媒体として解釈される場合、あえて書くと神様が誰かの身体に降りてきてその誰かの身体を通して音楽を表現している、と考えた場合、それは自由と言えるのかどうか、わからないので。

 

そんなわけで、どこまでも追求ですね、永遠のテーマと言ってもか過言ではないでしょう、音の大小というのは。

これは歌モノも究極的にはそうなるんだけれども、あくまで歌をよく聞かせるという前提を設定した場合について、という条件を前提とした場合はその前提から考えが出発できる、ということですね。

というわけで、あくまで個人的な意見としては、主役はどれだ?って考えたりしています。主役は一人じゃなくても良いしね、主役を立てなきゃいけないテレビドラマである必要が無いので。

最後にことわざを一つ。

「案ずるより生むが易し」

主体性を持って演奏することを意識することが一つの目安になるかもしれませんね。

以上。

 

                     「日々、音楽」タダヒロでした。